2016'09.13 (Tue)

親告罪

昨日、ニュースで親告罪についての報道が流れてた。

親告罪は告訴を取り下げれば相手は罪に問われないもの。

一番代表的なものは、レイプ被害でしょう。

ただし、先日の高畑祐太さんの場合はそうではないそうです。

強姦罪→親告罪、告訴取り下げ可

強姦致傷罪→親告罪ではない、警察に被害届を出した時点で自動的に起訴される。告訴を取り下げるという選択肢は存在しない。そして執行猶予なしの実刑判決が下るらしい。

「傷まで負わせての性交渉に、合意の要素があるはずがない」

という司法の認識で、こう区分されているらしい。

聞けば逃げようとしてけがをしても強姦致傷罪になるみたいだから、

レイプされてしまった人は一緒に怪我も負わされたこともきちんと警察に話しておくことが大事なんですね(ちなみに時効は10年みたいです)。

だから、相当古い話だけど、

「ひとつ屋根の下」の小梅は、当時処女だったし、怪我も負わされていたので、

ちい兄ちゃんや小梅があんなにがんばらなくても、

自動的に警察に起訴されてたんじゃないかと思う(そして実刑判決を受けていたと思う)。

同時に親告罪で一番気になる問題は、

子供の性的虐待の問題です。

これもどうも親告罪っぽい。

今、一番買いたい漫画に「透明なゆりかご」っていうのがあるんだけど、

無料で読めた一話が衝撃的だった。

こどもに性的虐待の疑いが浮上

     ↓

警察に報告せずに、保護者に報告(この場合は加害者の父親)

     ↓

看護師さんたちは、被害を受けた子供たちが、いつか告訴できるように、必死に事細かくカルテを記入して、そのカルテはずっと保存しておく

このお話しの被害者は、繰り返しレイプされていたので、

妊娠できなくなる可能性が高いとのことだった(やっぱり最低でも”初潮”がくるまで、女の子は子供であって、性の対象ではないよね)。

他にも、この病院では、

家族にレイプされて子供を産めなくなった女子高生、

父親に生殖器をかみちぎられた乳児、

などなどを扱ったことがあったようです。

ここで疑問に思うのは、

このお話しに出てきた女の子(レイプにより生殖器の炎症が強く、将来妊娠できなくなる可能性が高いといわれていた)とか、

上記の女子高生、乳児のケースは、

全部「強姦致傷罪」に当てはまるんじゃないか?というものです(私は素人なので断定できないけど)。

病院側が警察に報告していたら、

即逮捕になってもよかったんじゃないか?って思うんですよ。

「レイプは告訴しないと泣き寝入り」っていう認識がめちゃくちゃ広がっているから、

病院も「そういうものだ」と認識していて(病院関係者は法律には素人だと思う)、

このような対応になったのかもしれない、と思うのですよ。

もしも、上記の件がすべて「強姦致傷罪」の適用だったのなら、

そしてそれを病院側が知っていたのなら、

結果は違ったものになっていたのかもしれません。

個人的には、こういった誤解をなくすためにも、

「親告罪」はレイプに適用しなくてもいいんじゃないかと思います。

あと、ろーたすは性的虐待を受けたことはありませんが、

看護師さんたちの、「いつか告発できるように、事細かに書いておく」っていうところが何か共感できました。

自分が母親からされたことをいろいろ書いたり、留守電に入れられた母の音声とっておいたこととか、

最近だったら、大学院でのこととか、

いろいろ思い出されたシーンでした(なかったことには、したくないもんね。)。

「透明なゆりかご」・・・

「こんなことがあるはずがない」って目をそむけてしまった時点で、

その子は、「透明な子供」になってしまうんだろうなあ。
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