2013'10.15 (Tue)

グレース・ケリー

アル中な母がとても感情移入していた人がいます。

その名はグレース・ケリー。

ヒッチコック作品をはじめ数々のハリウッド映画に出演した大女優にて、モナコ公国王妃となった人。

そのシンデレラストーリーに心ときめかせた女性もいるかと思います。

でも、ここではグレースのお父さんへの辛い愛情の歴史を書かせていただこうと思います。

彼女は非常におとなしく、運動が苦手な子供だったようです。

しかし父親はオリンピックの金メダリスト、そんな父親はグレースのことをあまり気に入っていなかった模様。

スポーツが得意な一家の中で、一人浮いていたようです。

そんな彼女でしたが、自分にできることを演技に見つけ、

女優への道を志します。

ですが、アカデミー女優賞をとったときも、父の態度は冷淡そのもの。

別の兄弟のほうが何かやってくれると思っていたそうです。

グレースはずっとずっとお父さんに認められたかったようです。

でもアカデミー賞をとっても、お父さんに認めてもらえなかったみたいです。

とても辛かっただろうと思います。

それなのにグレースがつれてきた男性にはことごとく難癖をつけて、

結婚を認めません。

本当に辛かったろうと思います。

きっと父親に家族としての歪んだ執着はもたれつつも、

人としては認めてもらえない、幸せを願ってもらえない。

そんな苦しみの中に彼女はいたのではないかと思います。

そんな彼女に現れた、モナコ公国の王子。

父親はさすがに結婚を反対できませんでした。

ですが結婚後もグレースの苦労は続いたようです。

子供たちがいろいろと問題を起こしたり。

良くがんばったと思いますが、

王族の暮らしは大変だったのでしょうね。

彼女と同じく父親に愛されなかった私の母は

ことのほか、グレース・ケリーを気に入っていました。

すごく親近感を持っていたようです。今もそうなのかもしれません。

母はまだ健在ですが、遠く離れて暮らしています。

グレース・ケリーは父親に愛されたいと願いながらも、

それは叶わなかったみたいです。

なかなか難しいですよね、

マリリン・モンローだって

苦しかった子供時代の気持ちをしたためた手紙を実母に送ったものの、

「なんで私がこんなこと言われなくちゃいけないの?」

みたいな感じに突っぱねられたみたいです。

子供を愛せない親って、大抵そうだと思います。

自分が愛されたいものだから、

子供から愛情を奪ってでも、幸せを奪ってでも、

自分が愛され、満たされようとするのです。

そしてもし、子供が必死に親に尽くしたとしても、

親に良い成績で自慢できる子になっても、

決して満足しないのです。

まるでヒビが入ったグラスのように、

いつまでたっても満たされず、

子供に「もっと」と要求してくるのです。

そして、子供からもらってもそれは一時しのぎにしか過ぎません。

母は本当は自分の父親に愛を求めているのですから。

それを子供から与えられるもので「代用」しているだけです。

でも、「代用品」はいつまでたっても「代用品」で、

決して「本物」になることはありません。

親自身がその考えを改めない限り。

その行為は子供が鬱になっても続くのです。

これを専門用語で「代償性満足」といいます。

これは、精神的な搾取になると思います。

そしてまた一人、愛情に飢えた子供が育っていく。

ですが幸いなことに、

最近では虐待被害者の虐待連鎖は減少している、といったないようの話をよく見聞きします。

多くの人が虐待の連鎖に気付いたからでしょう。

NHKの調査によると、

虐待全体のおよそ3割が世代間連鎖だったそうです。

残り7割は虐待を受けた経験のない親。

今後はこの親の虐待原因が明らかになることを、強く願います。
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